電子工学班

電子工学班です。

 主に、マイコンやLED、コンデンサといった電子パーツを組み合わせ、電子工作を行っている班です。また、最近はROBO-ONE等の二足歩行ロボット競技大会への参加も行っています。


 今まで製作したものは、ライントレースロボットや遠隔操作戦車ロボット、イライラ棒などです。 電気系のものなら、作りたいと思ったものはかなり何でも作れます。現在は、ROBO-ONEを目指した遠隔操作二足歩行ロボットの製作を行っています。

電子工学班ではLEGO班とは異なり、1つ1つのパーツを設計、製作するところから始まります。制御も、マイコンへのプログラムや回路設計など、一から自分たちで作っていきます。 そのためLEGO班に比べ製作の手間はかかります。ですが、その分自由度はかなり高く、思い通りにできたときはときの感動はひとしおです。
作るにあたっては電気・電子パーツ・プログラミング・プラ版や木材・金属の加工などさまざまな知識や技術が必要になります。
ですが、初心者でも先輩が丁寧に指導しますので心配はいりません。
オームの法則やN進法など、分野によっては学校の授業を先取りして学ぶこともあるので、テストで高得点・・・なんて事もあったりします。

また、ロボットや機械・電気系に興味がある人は、より自分の興味を深めることができます。

一口にロボットといっても、制御・モータ・構造など様々な分野があり、大学ではかなり専門的に分かれています。
当班ではもちろん大学には遠く及びませんが、基礎の雰囲気位は感じることができると思います。

このページを見ている人の中には、一人で黙々と製作しているようなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、特に大がかりなものを作るときは、車体・リモコン・通信など各分野の担当がしっかり連携することが極めて重要になります。
当班では先輩後輩問わず同じものを作りたい、という人同士でチームを組んで製作にあたっています。知識や経験豊富な高2生が中学1年生を教えるというような、中等教育学校ならではの交流もあります。

現在やいままで製作したものの詳細を順次書いていきますので、ぜひご覧ください。


製作物一覧


二足歩行ロボット(製作中)ROBO-ONEを目指して製作しているものです。Arduino・Xbeeを使用した遠隔操作式です。

遠隔操作式戦車ロボット

2015年度翠星祭に向けて製作されたものです。ゲームコントローラーを改造し、赤外線通信を用いて2台の戦車が対戦できます。パソコンに各戦車のステータスが表示され、効果音の演出もあります。
別ページあり

二足歩行ロボット(初代)

2015年度翠星祭のために製作された二足歩行ロボットです。高価なパーツを使用せずに製作されました。
脚部に平行リンク機構を採用したシンプルな二足歩行ロボットです。主なフレームはアルミ板で製作しました。
【使用モーター】
「MG995」…台湾Tower Pro製のサーボモーターです。価格の割りにトルクが強いため、脚部に8個、腰に1つ使用しました。
「標準サーボモーターType2」…低価格なサーボモーターです。4個使用しましたが構造上の欠陥により2つが破損しました。
「S3003」…日本のラジコンメーカーであるフタバ製のサーボモーターです。左肩に使用しました。
【使用マイコン】
「Arduino Uno」…専用開発環境で簡単にプログラミングできるマイコンボードです。ピン不足に悩まされました。

箱ロボ

ロボット上部についているスイッチを入れるとアームが伸びてきて、自らスイッチを切って帰っていくというロボットです。タイヤもなく、もはや箱なので箱ロボ。
2015年度の文化祭展示物として製作しました。マイコンは使用せず、アナログ回路で動作します。

Nゲージ制御

鉄道模型として有名なNゲージに制御・通信装置を組み込み、パソコンからの制御を行いました。レール上に置かれたセンサーを通して列車の位置を把握し、信号装置などの一括制御を目指しました。

自動走行車

プログラムによって自由に走行パターンを変更できます。前進・後進・旋回のほか、速度調節も可能です。ウィンカーも設置しました。

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