フィラメントを作ろう
フィラメントとは、白熱電球の光る部分のことです。エジソンは、京都の竹で、フィラメントを作りました。それまでのフィラメントは10時間程度で焼ききれてしまいましたが、京都の竹で作ったフィラメントは1200時間まで使うことができました。
今回の実験では、身近にある竹串を使ってフィラメントを作ります。
準備
・器具:竹串 アルミホイル ガスバーナー チャッカマン テスター 電源装置 板 画鋲 ワニ口導線
方法
・竹串をアルミホイルに包み、とがっている方を折りたたむ。(熱い空気が一方から抜けるようにするため)
・ガスバーナーを点火し、アルミホイルに包んだ竹串を蒸し焼きにする。このとき、なるべく広い範囲に火が当たるようにする。
・3〜5分程度焼いたら、火から放し、冷ます。
・ある程度冷めたら竹串を取り出す。
・竹串の黒くなっている部分の抵抗をテスターで測る。このとき、50〜100Ω程度になっている部分が3cm以上あればOK。
・板の上に、作ったフィラメントを置き、アルミホイルを両端にかぶせた後アルミホイルを画鋲で固定する。
・画鋲、電源装置をワニ口導線でつなぎ、10Vくらいの電圧をかける。うまくいけば8Vあたりで光り始める。
結果
どの班もうまく光りました。長く続いた班は1分程光りました。今回作ったフィラメントと同じ黒鉛でできているシャーペンの芯でも同じ実験をしました。