アイスクリームを作ろう

 10月。夏は過ぎ、もう冬がその姿を見せようとしています。ですが、やはり、暑い日に食べるアイスはやはり別格でしょう。と、いうことで今回は「アイスクリームを作る」という実験を行いました。
 

準備


 ・器具:氷を入れる容器、薬さじ、アイスを入れる容器とスプーン、スチール缶、1.5リットルペットボトル、カッター、ガムテープ、プチプチシート
 ・材料:牛乳、コーヒー、氷、食塩

(1)スチール缶の中に下から3分の2くらいのところまで牛乳、コーヒー(アイスにしたい液体)を入れ、砂糖をお好みの量でいれた。(あまり多く入れすぎるとうまく固まりません)
(2)ペットボトルを真ん中くらいで少しだけ切らずに残し、ぱっくりあくようにした。
(3)ペットボトルの中にスチール缶を入れ、ペットボトルの周りや底に氷を敷き詰め、さらに食塩を下から3分の1ほどまで入れた。
(4)行程(2)で切った部分をガムテープでとめ、固定した。そして、周りをプチプチシートで巻いた。

(5)そのペットボトルを転がした。目安は、ペットボトルの中の氷がとけるまで。
(6)中のスチール缶を取り出し、アイスを容器に入れれば完成!


結果



 うまく固まった班もあったが、大方の班はシャーベット状になり、うまく固まらなかった。

なぜ、アイスクリームができたのか


アイスクリームは原液を−数十℃以下にすることでできます。物質が何らかの変化をするとき、それに伴いエネルギーが生まれます。今回はこのエネルギーの熱エネルギー を利用しました。物質は、固体←液体←気体と変化するときは熱を放出し、固体→液体→気体と変化するときは熱を吸収します。例えば、氷を手にのせると氷は水となり、手はひんやりするでしょう。これは、氷が水→固体→液体と変化するときに手の熱を奪ったからです。これとまったく同じ原理を今回は使っています。缶の外に入れた氷が溶ける、食塩が融けることで、缶の熱が吸収され、中の原液が冷やされ固まるのです。うまくやれば、缶内の温度は−20℃にもなります。

感想・考察


 今回よりも、アイスクリームをうまく作るためにもっと効率的に事を行いたいと思いました。ペットボトルの中のスチール缶の大きさを小さくるする。砂糖を多く入れない。卵の卵黄をいれる。原液を入れすぎない。等をすればうまく固まるようので、次からは試していきたいと思いました。       

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